![]() データ・セントリックな多重化、および、エンコーダ・モジュールとマルチプレクサ・モジュールに対する非同期コマンド・インタフェースのための方法および装置
专利摘要:
複数のチャネルを備える無線通信システムにおいて、データ・セントリックな多重化のための装置および方法は、第1の複数のチャネルへ第1のリソースを割り当てることと、第2の複数のチャネルへ、第1のリソースではない第2のリソースを割り当てることと、第3の複数のチャネルへ、第1のリソースまたは第2のリソースではない第3のリソースを割り当てることと、第1のリソース、第2のリソース、あるいは第3のリソースのうちの少なくとも1つをパンクチャすることによって、第4の複数のチャネルへ、第4のリソースを割り当て、第1のリソース、第2のリソース、あるいは第3のリソースのうちパンクチャされていない残りをスキップすることとを備える。さらに、無線通信システムにおいて、エンコーダ・モジュールおよびマルチプレクサ・モジュールへの非同期コマンド・インタフェースのための装置および方法が開示される。 公开号:JP2011514784A 申请号:JP2010549946 申请日:2009-03-31 公开日:2011-05-06 发明作者:アンレディー、ビクラム・アール.;クイ、チェンリン;サエル、デイビッド・ジー.;パーハー、ブッピンダー・エス.;リウ、ジンギャン 申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated; IPC主号:H04J11-00
专利说明:
[0001] 本願は、2008年3月31日に出願され“Data-Centric MUX Engine Architecture”と題され本願の譲受人に譲渡された米国仮出願61/040,758号と、2008年3月31日に出願され“Asynchronous Command Interface to the Encoder and Multiplexer Modules”と題され本願の譲受人に譲渡された米国仮出願61/040,775号とに対する優先権を主張する。これら出願は、本明細書に明確に組み込まれている。] 技術分野 [0002] 本開示は、一般に、多重化のための装置および方法に関する。さらに詳しくは、本開示は、無線通信チャネルにおけるデータ・セントリック(data−centric)な多重化に関する。] 背景技術 [0003] 無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプのコンテンツを提供するために広く開発されてきた。これらのシステムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPPLTEシステム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム等を含む。] [0004] 一般に、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末のための同時通信をサポートしうる。端末はおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して1または複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末(例えば移動局)への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は端末から基地局への通信リンクを称する。この通信リンクは、単一入力単一出力、複数入力単一出力、あるいは複数入力複数出力(MIMO)システムによって確立されうる。] [0005] MIMOシステムは、データ送信のために、複数(NT個)の送信アンテナと、複数(NR個)の受信アンテナとを使用する。NT個の送信アンテナおよびNR個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるNS個の独立チャネルへ分割される。ここでNS≦min{NT、NR}である。NS個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、より高いスループット、および/または、より高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与える。例えば、MIMOシステムは、時分割デュプレクス(TDD)システムおよび周波数デュプレクス(FDD)システムをサポートしうる。TDDシステムでは、相互原理によって、逆方向リンク・チャネルから、順方向リンク・チャネルの推定が可能となるように、順方向リンク送信と逆方向リンク送信とが同じ周波数領域にある。これによって、アクセス・ポイントにおいて複数のアンテナが利用可能である場合、アクセス・ポイントは、順方向リンクにおけるビームフォーミング利得を抽出できるようになる。] [0006] 今日のブロードキャスト無線システムは、高速レート・データ通信をサポートする例えば特定用途向集積回路(ASIC)のような効率的かつ強力なハードウェアを必要とする。また、さまざまな制御チャネルをサポートする非常にフレキシブルな装置を必要とする。データ・チャネルは、通常、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、直交振幅変調(QAM)等のような標準的な変調技術を適用する。しかしながら、異なるパイロット・チャネルを含む制御チャネルは、特別な処理を必要とする。制御チャネルは、本質的にスループットは低いが、高い信頼性を必要とする。その結果、制御チャネルは、しばしば、特別な変調スキーム、不規則かつさまざまなトーン/直交周波数分割多重化(OFDM)シンボル・リソース割当、チャネル特有のホッピング、および、異なるチャネル間でのトーン・リソースの再使用を使用する。さらに、無線規格発展の一部として、制御チャネルは、しばしば、時間にわたって変更される。さらに、たとえばウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)およびロング・ターム・イボリューション(LTE)のような異なる規格間の制御チャネル・フォーマットは、まったく異なっており、一方の規格または他方の規格に適応するために、システムにおけるフレキシビリティが、多くの用途において必要とされる。] [0007] 開示されるものは、データ・セントリック(data−centric)な多重化のための装置および方法である。1つの態様によれば、複数のチャネルを備える無線通信システムにおいて、データ・セントリックな多重化のための方法は、複数のチャネルのうちの第1のチャネルへ第1のリソースを割り当てることと、複数のチャネルのうちの第2のチャネルへ、第1のリソースではない第2のリソースを割り当てることと、複数のチャネルのうちの第3のチャネルへ、第1のリソースまたは第2のリソースではない第3のリソースを割り当てることと、第1のリソース、第2のリソース、あるいは第3のリソースのうちの少なくとも1つをパンクチャし、第1のリソース、第2のリソース、あるいは第3のリソースのうちパンクチャされていない残りをスキップすることにより、複数のチャネルのうちの第4のチャネルへ、第4のリソースを割り当ることとを備える。] [0008] 別の態様によれば、無線通信システムで使用される方法であって、この方法は、データ・チャネルで送信されるべきシンボルを生成するために、データ・ビットを符合化することと、符合化するステップなしで、制御チャネルで送信されるべきシンボルを明示することと、データ・チャネル送信および制御チャネル送信のために使用されるべきトーンを指定するタイル記述子を生成することと、トーンのうちの少なくとも1つに、データ・チャネルまたは制御チャネルのどちらが最初にペイントするかを判定するチャネル優先度パラメータを生成することと、トーンのうちの少なくとも1つを、データ・チャネルまたは制御チャネルのうちのどちらが占有するのかを識別するトーン・マーカを生成することと、同じトーンについて指定されたデータ・チャネルまたは制御チャネルのうちの別の1つによって、データ・チャネルまたは制御チャネルのうちの1つがパンクチャされるかを判定するパンクチャ・ビットマップを生成することと、タイル記述子、チャネル優先度、トーン・マーカ、またはパンクチャ・ビットマップのうちの少なくとも1つにしたがって、送信のために制御チャネルおよびデータ・チャネルを多重化することとを備える。] [0009] 別の態様によれば、データ・セントリックな多重化のための装置は、複数のチャネルのうちの第1のチャネルへ第1のリソースを割り当て、複数のチャネルのうちの第2のチャネルへ、第1のリソースではない第2のリソースを割り当て、複数のチャネルのうちの第3のチャネルへ、第1のリソースまたは第2のリソースではない第3のリソースを割り当て、第1のリソース、第2のリソース、または第3のリソースのうちの少なくとも1つをパンクチャし、第1のリソース、第2のリソース、または第3のリソースのうちパンクチャされていない残りをスキップすることによって、複数のチャネルのうちの第4のチャネルへ、第4のリソースを割り当てるように構成されたプロセッサおよび回路を備える。] [0010] 別の態様によれば、プロセッサおよびメモリを備える装置であって、このメモリは、データ・チャネルで送信されるべきシンボルを生成するために、データ・ビットを符合化することと、符合化するステップなしで、制御チャネルで送信されるべきシンボルを明示することと、データ・チャネル送信および制御チャネル送信のために使用されるべきトーンを指定するタイル記述子を生成することと、トーンのうちの少なくとも1つに、データ・チャネルまたは制御チャネルのどちらが最初にペイントするかを判定するチャネル優先度パラメータを生成することと、トーンのうちの少なくとも1つを、データ・チャネルまたは制御チャネルのうちのどちらが占有するのかを識別するトーン・マーカを生成することと、同じトーンについて指定されたデータ・チャネルまたは制御チャネルのうちの別の1つによって、データ・チャネルまたは制御チャネルのうちの1つがパンクチャされるかを判定するパンクチャ・ビットマップを生成することと、タイル記述子、チャネル優先度、トーン・マーカ、またはパンクチャ・ビットマップのうちの少なくとも1つにしたがって、送信のために制御チャネルおよびデータ・チャネルを多重化することと、を実行するためにプロセッサによって実行可能なプログラム・コードを含む。] [0011] 別の態様によれば、データ・セントリックな多重化のための装置であって、この装置は、複数のチャネルのうちの第1のチャネルへ第1のリソースを割り当てる手段と、複数のチャネルのうちの第2のチャネルへ、前記第1のリソースではない第2のリソースを割り当てる手段と、複数のチャネルのうちの第3のチャネルへ、前記第1のリソースまたは前記第2のリソースではない第3のリソースを割り当てる手段と、第1のリソース、第2のリソース、あるいは第3のリソースのうちの少なくとも1つをパンクチャし、第1のリソース、第2のリソース、あるいは第3のリソースのうちパンクチャされていない残りをスキップすることにより、複数のチャネルのうちの第4のチャネルへ、第4のリソースを割り当る手段とを備える。] [0012] 別の態様によれば、データ・セントリックな多重化のための装置であって、この装置は、データ・チャネルで送信されるべきシンボルを生成するために、データ・ビットを符合化する手段と、符合化するステップなしで、制御チャネルで送信されるべきシンボルを明示する手段と、データ・チャネル送信および制御チャネル送信のために使用されるべきトーンを指定するタイル記述子を生成する手段と、トーンのうちの少なくとも1つに、データ・チャネルまたは制御チャネルのどちらが最初にペイントするかを判定するチャネル優先度パラメータを生成する手段と、トーンのうちの少なくとも1つを、データ・チャネルまたは制御チャネルのうちのどちらが占有するのかを識別するトーン・マーカを生成する手段と、同じトーンについて指定されたデータ・チャネルまたは制御チャネルのうちの別の1つによってパンクチャされるデータ・チャネルまたは制御チャネルのうちの1つを判定するパンクチャ・ビットマップを生成する手段と、タイル記述子、チャネル優先度、トーン・マーカ、またはパンクチャ・ビットマップのうちの少なくとも1つにしたがって、送信のために制御チャネルおよびデータ・チャネルを多重化する手段とを備える。] [0013] 別の態様によれば、格納されたプログラム・コードを含むコンピュータ読取可能媒体は、複数のチャネルのうちの第1のチャネルへ第1のリソースを割り当てるためのプログラム・コードと、複数のチャネルのうちの第2のチャネルへ、前記第1のリソースではない第2のリソースを割り当てるためのプログラム・コードと、複数のチャネルのうちの第3のチャネルへ、前記第1のリソースまたは前記第2のリソースではない第3のリソースを割り当てるためのプログラム・コードと、第1のリソース、第2のリソース、または第3のリソースのうちの少なくとも1つをパンクチャし、第1のリソース、第2のリソース、または第3のリソースのうちパンクチャされていない残りをスキップすることによって、複数のチャネルのうちの第4のチャネルへ第4のリソースを割り当てるためのプログラム・コードとを備える。] [0014] 別の態様によれば、格納されたプログラム・コードを含むコンピュータ読取可能媒体は、データ・チャネルで送信されるべきシンボルを生成するために、データ・ビットを符合化するためのプログラム・コードと、符合化するステップなしで、制御チャネルで送信されるべきシンボルを明示するためのプログラム・コードと、データ・チャネル送信および制御チャネル送信のために使用されるべきトーンを指定するタイル記述子を生成するためのプログラム・コードと、トーンのうちの少なくとも1つに、データ・チャネルまたは制御チャネルのどちらが最初にペイントするかを判定するチャネル優先度パラメータを生成するためのプログラム・コードと、トーンのうちの少なくとも1つを、データ・チャネルまたは制御チャネルのうちのどちらが占有するのかを識別するトーン・マーカを生成するためのプログラム・コードと、同じトーンについて指定されたデータ・チャネルまたは制御チャネルのうちの別の1つによって、データ・チャネルまたは制御チャネルのうちの1つがパンクチャされかを判定するパンクチャ・ビットマップを生成するためのプログラム・コードと、タイル記述子、チャネル優先度、トーン・マーカ、またはパンクチャ・ビットマップのうちの少なくとも1つにしたがって、送信のために制御チャネルおよびデータ・チャネルを多重化するためのプログラム・コードとを備える。] [0015] さらに、無線通信システムにおけるエンコーダ・モジュールおよびマルチプレクサ・モジュールへの非同期コマンド・インタフェースのための装置および方法が開示される。1つの態様によれば、エンコーダ・ハードウェア、マルチプレクサ・ハードウェア、および関連するファームウェア間での制約を緩くすなわち粗く同期させる方法が開示される。したがって、態様によれば、無線通信システムにおいて使用される方法は、エンコーダおよびマルチプレクサをフレームまで同期させることと、エンコーダからのジョブを、ペンディング・キューへプッシュすることと、ペンディング・キュー内のジョブが、フレームからのものであるかを判定することと、ジョブが、同じフレームからのものであれば、これらジョブをペンディング・キューからアクティブ・キューへプッシュすることと、同じフレームからのジョブを多重化することとを備える。] [0016] 別の態様によれば、無線通信システムにおいて動作可能な装置は、エンコーダおよびマルチプレクサをフレームまで同期させる手段と、エンコーダからのジョブを、ペンディング・キューへプッシュする手段と、ペンディング・キュー内のジョブが、フレームからのものであるかを判定する手段と、ジョブが、同じフレームからのものであれば、これらジョブをペンディング・キューからアクティブ・キューへプッシュする手段と、同じフレームからのジョブを多重化する手段とを備える 別の態様によれば、マシンによって実行された時、マシンに対して、エンコーダおよびマルチプレクサをフレームまで同期させることと、エンコーダからのジョブを、ペンディング・キューへプッシュすることと、ペンディング・キュー内のジョブが、フレームからのものであるかを判定することと、ジョブが、同じフレームからのものであれば、これらジョブをペンディング・キューからアクティブ・キューへプッシュすることと、同じフレームからのジョブを多重化することと、を含む動作を実行させるための命令群を備えた機械読取可能媒体が開示される。] [0017] 別の態様によれば、無線通信システムにおいて動作可能な装置が開示される。この装置は、エンコーダおよびマルチプレクサをフレームまで同期させ、エンコーダからのジョブを、ペンディング・キューへプッシュし、ペンディング・キュー内のジョブが、フレームからのものであるかを判定し、ジョブが、同じフレームからのものであれば、これらジョブをペンディング・キューからアクティブ・キューへプッシュし、同じフレームからのジョブを多重化するように構成されたプロセッサと、プロセッサに接続され、データを格納するためのメモリとを備える。] [0018] 本開示の利点は、特別な変調スキーム、不規則かつ変更されたトーン/直交周波数分割多重化(OFDM)シンボル・リソース割当、チャネル特有のホッピング、および異なるチャネル間でのトーン・リソースの再利用を、大規模なハードウェアの修正なく適合することが可能となる多用途性を含む。さらなる利点は、異なる規格の間で制御チャネル・フォーマットを変更する機能である。] [0019] 例示によってさまざまな態様が図示および記載された以下の詳細説明から、その他の態様も、当業者に容易に明らかになるであろうことが理解される。これら図面および詳細説明は、本質的に例示的であり、限定的であるとはみなされない。] 図面の簡単な説明 [0020] 図1は、多元接続無線通信システムの一例を例示するブロック図である。 図2は、無線MIMO通信システムの一例を例示するブロック図である。 図3は、UBM順方向リンクのためのエンコーダ・エンジンおよびマルチプレクサ・エンジンを備えた送信データ・プロセッサの一例を例示するブロック図である。 図4は、無線通信システムにおけるリソース・オーバラップ問題を解決するリソース多重化のための処理フロー図の例を例示する。 図5は、OFDMAシステムにおけるリソース・オーバラップ問題を解決するリソース多重化のための処理フロー図の例を例示する。 図6は、本開示にしたがう有用な装置の例を示す。 図7は、例えば無線通信システムにおいて、データ・セントリックな多重化に適切なデバイス700の例を例示する。 図8はスーパフレームの図解である。 図9は、本明細書における本開示にしたがうエンコーダとマルチプレクサとの関係を図示するブロック図である。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 図9 実施例 [0021] 添付図面とともに以下に説明する詳細説明は、本開示のさまざまな態様の説明として意図されており、本開示が実現される態様のみを表すことは意図されていない。本開示で記載されたおのおのの態様は、単に、本開示の例示または例として提供されており、他の態様よりも好適であるとか有利であるとか必ずしも解釈されるべきではない。詳細説明は、本開示の完全な理解を提供することを目的とした具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、本開示は、これら具体的な詳細なしで実現されうることが当業者に明らかになるだろう。いくつかの事例では、本開示の概念を不明確にすることを避けるために、周知の構成およびデバイスが、ブロック図形式で示される。単に利便性および明確性のために、頭文字および他の記述的な用語が使用されるが、本開示の範囲を限定することは意図されていない。] [0022] 説明を単純にする目的で、これら方法は、一連の動作として示され説明されているが、これら方法は、1または複数の態様にしたがって、幾つかの動作が本明細書で示され記載されたものとは異なる順序で、あるいは他の動作と同時に生じうるので、動作の順序によって限定されないことが理解され認識されるべきである。例えば、当業者であれば、これら方法はその代わりに、例えば状態図におけるように、一連の相互関連する状態またはイベントとして表されうることを理解し認識するだろう。さらに、1または複数の態様にしたがって方法を実現するために、必ずしも例示された全ての動作が必要とされる訳ではない。] [0023] 本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々な無線通信ネットワークのために使用される。「システム」、「ネットワーク」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実施することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびロー・チップ・レート(LCR)を含んでいる。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM)のような無線技術を実現することができる。OFDMAシステムは、例えばイボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。] [0024] さらに、シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、シングル・キャリア変調を用い、周波数ドメイン等値化は、別の無線通信技術である。SC−FDMAシステムは、OFDMAシステムと実質的に同じ複雑さと同程度のパフォーマンスとを有しうる。SC−FDMA信号は、その固有のシングル・キャリア構造により、低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、送信電力効率の観点において、低いPAPRがモバイル端末に大いに有益となるアップリンク通信において特に、大きな注目を集めた。SC−FDMA技術を用いることは、現在、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)またはイボルブドUTRAにおけるアップリンク多元接続スキームのために動作していると仮定されている。上記の無線通信技術および規格のすべては、本明細書に記載されたデータ・セントリックな多重化アルゴリズムとともに使用される。] [0025] 図1は、多元接続無線通信システムの一例を例示するブロック図である。図1に例示するように、アクセス・ポイント100(AP)は、1つは104および106を含み、別の1つは108および110を含み、さらに別の1つは112および114を含む複数のアンテナ・グループを含む。図1では、おのおののアンテナ・グループについて、2本のアンテナのみが示されている。しかしながら、おのおのアンテナ・グループについて、2本よりも多いあるいは少ないアンテナもまた利用されうる。アクセス端末116(AT)はアンテナ112およびアンテナ114と通信しており、アンテナ112、114は、順方向リンク120でアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク118でアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122は、アンテナ106、108と通信しており、アンテナ106、108は、順方向リンク126でアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク124でアクセス端末122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118、120、124、126は、通信のために、異なる周波数を使用しうる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用しうる。通信するように設計されている領域および/またはアンテナのグループのおのおのは、しばしば、アクセス・ポイントのセクタと称される。一例では、おのおののアンテナ・グループは、アクセス・ポイント100によってカバーされる領域のセクタ内のアクセス端末と通信するように設計される。] 図1 [0026] 順方向リンク120、126による通信では、アクセス・ポイント100の送信アンテナは、別のアクセス端末116、124の順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用する。さらに、有効範囲領域にわたってランダムに散在するアクセス端末へ送信するためにビームフォーミングを用いるアクセス・ポイントは、全てのアクセス端末へ単一のアンテナによって送信するアクセス・ポイントよりも、近隣のセル内のアクセス端末に対して少ない干渉しかもたらさない。アクセス・ポイントは固定局でありうる。アクセス・ポイントはまた、アクセス・ノード、基地局、あるいは、当該技術において周知のその他いくつかの類似の用語で称されうる。アクセス端末はまた、モバイル局、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、あるいはその他いくつかの専門用語で称されうる。] [0027] 図2は、無線MIMO通信システムの一例を例示するブロック図である。図2は、MIMOシステム200における送信機システム210(アクセス・ポイントとしても知られている)および受信機システム250(アクセス端末としても知られている)を示す。送信機システム210では、多くのデータ・ストリーム用のトラフィック・データが、データ・ソース212から送信(TX)データ・プロセッサ214に提供される。一例において、おのおののデータ・ストリームは、それぞれの送信アンテナを通して送信される。TXデータ・プロセッサ214は、おのおののデータ・ストリームのトラフィック・データをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符合化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符合化されたデータを提供する。] 図2 [0028] おのおののデータ・ストリームの符合化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の方式で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。おのおののデータ・ストリームに関する多重化されたパイロットおよび符合化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QPSK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令群によって決定されうる。] [0029] すべてのデータ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのための)変調シンボルを処理するTXMIMOプロセッサ220に提供される。TX MIMOプロセッサ220はその後、NT個の変調シンボル・ストリームを、NT個の送信機(TMTR)222a乃至222tへ提供する。一例において、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。おのおのの送信機222a乃至222tは、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。さらに、送信機222a乃至222tからのNT個の変調信号は、NT個のアンテナ224a乃至224tそれぞれから送信される。] [0030] 受信機システム250では、送信された変調信号が、NR個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、おのおののアンテナ252a乃至252rから受信した信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a乃至254rへ提供される。おのおのの受信機254a乃至254rは、それぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。] [0031] RXデータ・プロセッサ260は、NR個の受信機254a乃至254rからNR個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、NT個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、このデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、送信機システム210におけるTXMIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものと相補的である。プロセッサ270は、(以下に説明するように)どの事前符号化行列を使用すべきかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ270は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。] [0032] 逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをデータ・ソース236から受け取るTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a乃至254rによって調整され、基地局210へ送り戻される。] [0033] 基地局210では、受信機システム250からの変調信号が、アンテナ224a乃至224rによって受信され、受信機222a乃至222tによって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージを抽出する。その後、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符号化行列を使用するのかを決定し、抽出されたメッセージを処理する。当業者であれば、トランシーバ222a乃至222rは、順方向リンクにおいて送信機と呼ばれ、逆方向リンクにおいて受信機と呼ばれることを理解するであろう。同様に、当業者であれば、トランシーバ254a乃至254rは、順方向リンクにおいて受信機と呼ばれ、逆方向リンクにおいて送信機と呼ばれることを理解するであろう。] [0034] 信号フォーマット・ダイナミクスの結果として、顕著なオーバヘッド無く多重化および変調のための固定されたハードウェアを持つことは魅力的なことである。ほとんどの場合、無線通信規格が変わる場合、あるいは、新しい無線通信技術を実施する要求がある場合、新たなマルチプレクサや変調器を設計することは避けられない。これは、時間およびエンジニアリング・コストの増加をもたらす。図3は、エンコーダ・エンジンおよびマルチプレクサ・エンジンを備えた送信(TX)データ・プロセッサの例を例示するブロック図である。図3に含まれるものは、高データ・レート・トラフィック・スループットを取り扱う能力と、さまざまな制御チャネルを取り扱うフレキシビリティさとを備えた、一般的かつ効率的なデータ・セントリック・マルチプレクサ(mux)エンジンである。一例では、このデータ・セントリック・マルチプレクサ・エンジン・アーキテクチャは、タイル記述子、トーン・マーカ、および優先度を含む。マルチプレクサ(mux)エンジンはさらに、例えばLTEのような別の通信規格によって再使用されることが可能である。] 図3 [0035] 一例において、ハードウェアにおいて、例えばQPSK/QAMトーン変調のような高スループット関連のブロックが実装される一方、ファームウェアは、低スループットの制御チャネルの変調を取り扱う。ファームウェアは、チャネル特有のホッピングのみならず、トーン/OFDMシンボル・リソース記述子およびリソース割当を制御する。テーブル・ドリブン・マシンとして、ファームウェアは、全体制御を行い、所望のマルチプレクサ動作を達成するために、調整された方式でハードウェアと動作する。] [0036] 1つの態様では、ハードウェアとソフトウェアとの間での機能の割り当てのために機能分割が実行される。チャネル・スループットが非常に高いので、また、データ・チャネルは、一般には、無線規格が発展しても変わらないので、ハードウェアは、順方向リンク・データ・チャネル(FLDCH)の変調を実施する。これは、ハードウェアにおけるよりコスト効率の良い、効率的なソリューションを意味する。ソフトウェアの場合は逆に、比較的低いチャネル・スループットにより、また、制御チャネルは、一般には、無線規格が発展すると変化するので、ソフトウェアは、その他全ての制御チャネルを実施する。これは、ソフトウェアにおいて効率的に実施されうる。それに加えて、ソフトウェアは、さまざまなデータ設定によってハードウェアを制御し、例えばウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)フェーズ以上の無線規格発展をサポートしうる。] [0037] 別の態様では、データ・セントリック・マルチプレクサ割当は、2つの部分からなる。1つの部分は、パイロット用であり、もう1つの部分は、データ用である。パイロットまたはデータに割り当てられたおのおののリソースは、タイル記述子、バッファ・モード、および入力バッファ・ポインタを含む。FLDCHデータの場合、データ・ビットは、エンコーダ・エンジンによって生成される。FLDCHパイロット・チャネルおよびその他すべての制御チャネルの場合、ソフトウェアは、送信されるべき変調同相/直交(I/Q)シンボルを指定する。一例では、周波数ホッピング・テーブルがソフトウェアによって生成され、ハードウェアへダウンロードされる。一例において、周波数ホッピング・テーブルは、時間の関数としてトーンを割り当てる(すなわち、マップする)ために使用される。別の例において、タイル割当は、論理的なタイルのどのセットが、割当において使用されるのかを示す。] [0038] 別の態様では、一般化されたリソース記述子として、タイル記述子が使用される。タイル定義は、N×Mの長方形であり、これは、周波数(トーン)−時間ドメインで定義される。ここでNは、トーンの数であり、Mはシンボル(例えば、OFDMシンボル)の数である。タイル内のトーン・リソースおよびシンボル・リソース(例えば、OFDMシンボル・リソース)の割当は、任意であり、タイル記述子によって記述される。一例において、タイル記述子は、ソフトウェアによってハードウェアへダウンロードされる。(メモリ利用効率の観点から)タイル内のリソース割当を最も良く記述するために、別のタイプのタイル記述子が使用されうる。例えば、ビットマップは、例えばFLDCHのような高密度のタイルに適しうる。例えば、インデクスは、例えば順方向リンク・セル・ヌル・チャネル(FLCN)のような低密度のタイルに適しうる。例えば、ステップは、例えば順方向リンク・ビーコン・チャネル(FLBCN)のような規則的に配置されたタイルに適しうる。] [0039] 別の態様では、フレキシブルな論理対物理トーン・マッピングをサポートするために、4つの周波数ホッピング・モードが存在しうる。一例において、このホッピング単位は、タイルである。ソフトウェアは、ホッピング・テーブルを生成し、ハードウェアへダウンロードしうる。ホッピングは、チャネル毎に実行されうる。4つのホッピング・モードは、例えば、ホッピングなし(例えば、FLBCN)、例えば、FLDCH、順方向リンク制御セグメント(FLCS)のためのブロック・リソース・チャネル(BRCH)ホッピングのような論理対物理タイル・ホッピング、例えば順方向リンク・プリアンブル(FLPREAMBLE)、FLCNのようなダイレクト物理ホッピング、および、分散リソース・チャネル(DRCH)ホッピングである。] [0040] 別の態様では、フレキシブルなトーン・ペインティング(すなわち、トーン・マッピング)をサポートするために、マルチプレクサ・ジョブ優先度(すなわち、チャネル優先度)およびトーン・マーカが使用される。UMBのための一例において、あるトーンが、複数のチャネルにマップされうる。スキップの場合、次のチャネルが、トーンの周りを回る、すなわち、このトーンをスキップするように、トーンは、前のチャネルによって占有される。例えば、FLDCHトーンは、順方向リンク・チャネル品質インジケータ(FLCQI)によって占有されるトーンの周りを回る(すなわち、スキップする)だろう。パンクチャの場合、トーンは、前のチャネルによって占有され、次のチャネルは、トーンを戻す、すなわち、前のチャネルによって生成された変調シンボルを、パンクチャ・アウトする。例えば、FLCNトーンは、FLDCHデータ・トーンによって占有されたトーンのみをパンクチャするだろう。別の例において、トーン・スキップまたはパンクチャをサポートするために、3つのパラメータが実装される。1)チャンネル優先度:どのチャネルがトーンを最初にペイントするか(すなわち、マップするか)を決定する。2)トーン・マーカ:おのおののトーンは、どのチャネルがトーンを占有するかを特定する関連付けられたマーカ(例えば、3ビット・マーカ)を有する。3)xビット・パンクチャ・ビットマップ:おのおののチャネルは、パンクチャ・ビットマップを有する。xは、ビット数を定義する。一例において、8ビット・パンクチャ・ビットマップは、1または複数の前のチャネルが、現在のチャネルにマップされた同じトーンを占有する場合、これらチャネルがパンクチャされうることを定義する。] [0041] 別の態様では、バッファ・モードが実施される。ソフトウェアがFLDCHパイロットと制御チャネル変調シンボルをダウンロードするので、ソフトウェアとハードウェアとの間のトラフィックを低減するために、複数のバッファ・モードを実施することが重要である。タイル・ラップ・モードは、FLDCHパイロット変調シンボルを取り扱う。マーカ・オンリー・モードは、マルチプレクサ出力I/Qシンボル・バッファへのメモリ・アクセス無しでタイル記述子によって記述されるトーンをマークする。これは、マルチプレクサ・メモリを大幅に節約する。例として、FLBCNチャネルは、変調されたシンボルの1つのトーンのみしか有しないが、帯域幅全体にわたるすべてのトーンが、占有されたようにマークされる必要がある。これは、マルチプレクサ出力バッファ帯域幅を2倍にすることなく、マーカ・オンリー・モードによって取り扱われる。] [0042] 別の態様では、リソース・オーバラップ問題を解決するために、OFDMAリソース多重化アルゴリズムが使用される。OFDMA無線システムでは、ラジオ・リソースが、例えばパイロット・チャネル、制御チャネル、およびトラフィック・チャネルのような異なるチャネル間で共有される。定義された多重化ポリシーは、特定のチャネルの特有のリソース(トーンまたはサブキャリア)の有用性を判定し、リソースが既に占有されている場合、定義された多重化ポリシーは、占有しているチャネルが、パンクチャされるべきであるか、あるいは回避される(すなわち、スキップされる)べきであるかを判定する。例えば、UMB順方向リンクでは、FLDCHへ割り当てられたリソースのブロックが、FLDPIまたはFLDPICH(順方向専用パイロット・チャネル)、FLCQICH(順方向チャネル品質インジケータ・パイロット・チャネル)、およびFLBCN(順方向リンク・ビーコン・チャネル)によってオーバラップされる。FLDCHは、FLDCHをパンクチャする(すなわち、変調シンボルがノック・アウトされる)のではなく、FLDCHは、これらパイロット・チャネルによってオーバラップされたリソースを回避し、次の利用可能なリソースを使用する。別の例において、FLCH(順方向リンク・セル・ヌル・チャネル)は、その他任意のチャネルによって占有されていないリソース(フリー・リソース)、あるいは、FLDCHによって占有されているリソースのみを使用する。] [0043] 図3に例示するように、送信データ・プロセッサ300は、エンコーダ・エンジン310およびマルチプレクサ・エンジン320を含む。これらは、たとえば、UMB順方向リンクにおいて使用されうる。プロセッサ340に関連付けられたファームウェア330は、エンコーダ・エンジン310へのハードウェア・コマンド・インタフェース331を介して、エンコーダおよびマルチプレクサへ情報を渡す。エンコーダ・エンジン310は、ビット301を受け取り、それらを符号化ビット311へ符号化し、マルチプレクサ・エンジン320へ送る。エンコーダ・エンジン310はまた、多重化ジョブ優先度とパンクチャ・ビットマップとを含むマルチプレクサ情報312をマルチプレクサ・エンジン320へ送る。その後、マルチプレクサ・エンジン320は、マルチプレクサ情報312にしたがって、符号化ビット311をQPSK/QAMシンボル321へ変調し、それらを、専用リソース(トーン)へ配置する。] 図3 [0044] 異なるチャネルが、異なる多重化ジョブに割り当てられ、異なる優先度をもって、ジョブ・キューへプットされる。この多重化を行うために、おのおのの多重化ジョブは、以下の情報を有する。1)多重化ジョブ優先度:この情報は、どのチャネルが最初に多重化されるかを命令する。2)マーカ:これは、リソースがどのチャネルによって占有されているかを示すために使用される。内部マーカ・バッファは、すべてのリソースのための情報を保持する。現在の多重化ジョブによってリソースが占有されると、マーカは、そのリソースのためのバッファに保存されるだろう。3)パンクチャ・ビットマップ:この情報は、現在の多重化ジョブが、高いジョブ優先度を有している以前の多重化ジョブによって既に占有されているリソースを戻すのかを命令する。マーカ・バッファ内のマーカ・レベルが、パンクチャ・ビットマップに対して照合される。リソースが、対応するマーカを持つチャネルによって占有されている(ビットマップ内のビット位置Nが、マーカ・レベルNに対応する)場合、ビットマップにおける“1”は、チャネルが、このリソースを改善しうることを意味する。これによって、前のチャネルがパンクチャされることになる。そうではない場合、リソースが回避され(すなわち、スキップされ)、前のチャネルは、そのチャネルに残る。] [0045] 例えば、UMB無線システムでは、送信フレームNについて以下のチャネルが必要である。1)FLBCN(順方向ビーコン・チャネル)、2)FLDPI(順方向専用パイロット・チャネル)、3)FLDCH(順方向データ・チャネル)、4)FLCN(順方向セル・ヌル・チャネル)。UMBの例では、UMB仕様にしたがい、FLBCNが最初である。それに加えて、FLDPIは、FLBCHによって占有されているリソースを回避(すなわち、スキップ)する必要があり、FLDCHは、FLBCNおよびFLDPIによって占有されているリソースを回避(すなわち、スキップ)する必要がある。FLCNは、FLDCHによって占有されているリソースのみをパンクチャし(すなわち、戻し)、別のチャネルによって占有されているリソースを回避(すなわち、スキップ)しなければならない。一例において、ファームウェア内のおのおののチャネルについて、適切な優先度、マーカ、および、パンクチャ・ビットマップが、UMB要件を満足するために割り当てられる。] [0046] 1つの態様では、データ・セントリック・マルチプレクサは、8つのジョブ優先度を有し、マーカについて3ビットを使用し、パンクチャ・ビップマップについて8ビットを使用する。1)FLDCH:優先度1、マーカ1、パンクチャ・ビットマップ00000010b、2)FLCN:優先度0(最低)、マーカ2、パンクチャ・ビットマップ00000010b、3)FLBCN:優先度7(最高)、マーカ7、パンクチャ・ビットマップ11111111b、4)FLDPI:優先度2、マーカ4、パンクチャ・ビットマップ00010000b。] [0047] 図4は、複数のチャネルを有する無線通信システムにおけるリソース・オーバラップ問題を解決するためのリソース多重化の処理フロー図例を例示する。一例において、4つのチャネルがある。最高の優先度を持つチャネル(例えば、第1のチャネル)を予め設定する。これに、予め設定された優先度を持つ別の3つのチャネル(第2のチャネル、第3のチャネル、および第4のチャネル)が続く。ブロック410では、第1のリソースを複数のチャネルのうちの第1のチャネルへ割り当てることによって、第1のチャネルの割当を実行する。ブロック410の後、ブロック420では、第1のチャネルによって占有されるリソースを回避することにより、第2のチャネルの割当を実行する。すなわち、第2のリソースを複数のチャネルのうちの第2のチャネルへ割り当てる。ここで、第2のリソースは、第1のリソースではない。ブロック420の後、ブロック430では、第1のチャネルおよび第2のチャネルによって占有されているリソースを回避することにより、第3のチャネルの割り当てを実行する。すなわち、第3のリソースを、複数のチャネルのうちの第3のチャネルへ割り当てる。ここで、第3のリソースは、第1のリソースでも第2のリソースでもない。ブロック430の後、ブロック440では、第1のリソース、第2のリソース、または第3のリソースによって占有されたリソースのうちの少なくとも1つをパンクチャし、第1のチャネル、第2のチャネル、および第3のチャネルのうちの残りによって占有されている他のリソースを回避する(すなわち、スキップする)ことによって、第4のチャネルの割当を実行する。すなわち、第1のリソース、第2のリソース、または第3のリソースのうちの少なくとも1つをパンクチャすることによって、および、第1のリソース、第2のリソース、または第3のリソースのうちパンクチャされていない残りをスキップすることによって、第4のリソースを、複数のチャネルのうちの第4のチャネルへ割り当てる。当業者であれば、図4の例は、4つのチャネルを用いて例示されているが、本開示の範囲または精神に悪影響を及ぼすことなく、その他の数のチャネルも代用されうることを理解するであろう。] 図4 [0048] 図5は、OFDMAシステムにおけるリソース・オーバラップ問題を解決するリソース多重化のための処理フロー図の例を例示する。この例において、リストされている順番では、FLBCNの優先度が最も高く、FLDPI、FLDCH、およびFLCNがその後続く。ブロック510では、FLBCN割当をまず実行する。ブロック510に続いて、ブロック520では、FLBCNによって占有されているリソースを回避することによって、FLDPI割当を実行する。ブロック520に続いて、ブロック530では、FLBCNおよびFLDPIよって占有されているリソースを回避することによってFLDCH割当を実行する。ブロック530に続いて、ブロック540では、FLDCHによって占有されているリソースをパックチャし、その他のチャネルによって占有されているリソースを回避することによって、FLCN割当を実行する。当業者であれば、図5の例では、4つの特定のチャネル(FLBCN、FLDPI、FLDCH、およびFLCN)を用いて例示されているが、その他のチャネルまたはその他の数のチャネルが、本開示の範囲または精神に悪影響を与えることなく代用されうることを理解するであろう。] 図5 [0049] 当業者であれば、図4および図5におけるフロー図の例で開示されるステップは、本開示の範囲および精神から逸脱することなく、他の順序に相互交換されうることを理解するであろう。さらに、当業者であれば、フロー図に例示される各ステップは、限定的ではなく、その他のステップが含まれるか、または、フロー図の例における各ステップのうちの1または複数が、本開示の範囲および精神に悪影響をもたらすことなく削除されうることを理解するであろう。] 図4 図5 [0050] 当業者であればさらに、本明細書で開示された例に関連して記載されたさまざまな例示的な構成要素、論理ブロック、モジュール、回路、および/または、アルゴリズム・ステップが、電子工学ハードウェア、ファームウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせによって実現されることを理解するであろう。ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアの相互置換性を明確に例示するために、例示的なさまざまな構成要素、ブロック、モジュール、回路、および/または、アルゴリズム・ステップが、それらの機能の観点から一般的に記述された。それら機能がハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定のアプリケーションのおのおのに応じて変化する方式で、上述した機能を実現することができる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲または精神からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。] [0051] 例えば、ハードウェアで実現する場合、処理ユニットは、1または複数の特定用途向けIC(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理回路(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書に記載の機能を実行するために設計されたその他の電子ユニット、あるいはこれらの組み合わせ内に実装されうる。ソフトウェアを用いて、本明細書に記載された機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能等)によって実現される。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット内に格納され、プロセッサによって実行されうる。さらに、本明細書で記載された例示的なさまざまなフロー図、論理ブロック、モジュール、および/または、アルゴリズム・ステップはまた、当該技術で周知の任意のコンピュータ読取可能媒体で伝送されるコンピュータ読取可能命令群としてコード化されるか、あるいは、当該技術で周知の任意のコンピュータ・プログラム製品で実現されうる。] [0052] 一例では、本明細書で説明されたような、実例となる構成要素、フロー図、論理ブロック、モジュール、および/または、ステップが、1または複数のプロセッサを用いて実施または実現される。1つの態様では、プロセッサはメモリに接続されている。このメモリは、本明細書に記載されたさまざまなフロー図、論理ブロック、および/または、モジュールを実施または実現するためにプロセッサによって実行されるべきデータ、メタデータ、プログラム命令群等を格納する。図6は、例えば無線通信システムにおいて、データ・セントリックな多重化のために、メモリ620と通信するプロセッサ610を備えるデバイス600の例を例示する。一例において、デバイス600は、図4あるいは図5の何れかに例示されたアルゴリズムを実施するために使用される。1つの態様では、メモリ620はプロセッサ610内に位置する。別の態様では、メモリ620はプロセッサ610外に存在する。1つの態様では、プロセッサは、本明細書に記載されたさまざまなフロー図、論理ブロック、および/または、モジュールを実装または実行する回路を含む。] 図4 図5 図6 [0053] 図7は、例えば無線通信システムにおいて、データ・セントリックな多重化に適切なデバイス700の例を例示する。1つの態様では、デバイス700は、ブロック710、720、730、740において説明されるようなデータ・セントリックな多重化の別の態様を提供するように構成された1または複数のモジュールを備える少なくとも1つのプロセッサによって実施される。例えば、おのおののモジュールは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、あるいはこれらの任意の組み合わせを含む。1つの態様では、デバイス700は、少なくとも1つのプロセッサと通信する少なくとも1つのメモリによって実現される。] 図7 [0054] 図8を参照して、UMBスーパフレーム800が図示される。スーパフレームは、順方向リンク物理フレームFn804が続くプリアンブル・フレーム802を備える。ここでn=1−24であり、それらのすべてが、(図8に例示していない)ガード間隔によって分離されうる。スーパフレーム800のおのおのは、8つのOFDMシンボルを備える。概して言えば、個々のフレームのおのおのは、オーディオ・データ、ビデオ・データ、およびオーバヘッド情報を含む特定の送信に関連する情報を含みうる。別のことが述べられていないのであれば、UMBにおいて、フレームは、8つのOFDMシンボルに等しい時間単位である。] 図8 [0055] 異なるチャネルは、スーパフレームおよび個々のフレームにおいて、別の時間において開始および終了しうる。例えば、順方向リンク・データ・チャネル(FLDCH)は、常に、フレーム境界において開始および終了する。しかしながら、フレームの途中で開始および終了する多くの制御チャネル(FLCQICH、FLBCH)が存在する。例えば、FLCQICHチャネルは、フレームのシンボル3および4上で送信される。] [0056] 一般的な送信機構成では、装置内に含まれたファームウェアが、例えば順方向チャネル品質インジケータ・パイロット・チャネルのような制御チャネルのためのエンコード/多重化ジョブを例えばフレームのシンボル2において、ジャスト・イン・タイムで発行し、もって、フレームのシンボル3およびシンボル4にジョブが含まれるようになる。この「ジャスト・イン・タイム」関係によって、装置ファームウェアと装置ハードウェアとの間のタイトな結合が得られ、ファームウェア設計を複雑にする。] [0057] そのような構成の複雑さを低減するために、もしも装置ファームウェアと装置ハードウェアとが、特定のフレームのシンボルに対してではなく、適切なフレームに対して粗く同期されているのであれば、それが望ましいであろう。別のことが述べられていないのであれば、エンコーダによって出力され、マルチプレクサに関連付けられたキュー(またはメモリ)へ提供された、符号化されたOFDMシンボルが、特定のフレーム・シンボル自身ではないフレームに粗く同期しているのであれば、マルチプレクサは、これらシンボルを適切なフレームへ適切に構成できるようになるので、好ましい。] [0058] さらに、本明細書の開示にしたがって、ファームウェアは、符号化/多重化ジョブを、このジョブが次のフレームにおいて多重化されることになっている限り、ジョブFIFOキューへプッシュしうる。エンコーダ・モジュールは、FIFOからの符号化/多重化ジョブを連続的にポップし、処理する。エンコーダは、ジョブを完了すると、このジョブを、ペンディング・キューへプッシュし、マルチプレクサに提供する。] [0059] おのおのの符号化/多重化ジョブは、識別されたおのおののフレームについて、ジョブを記述するstartSymbolおよびnumSymbolをフィールド内に有するジョブ記述子に関連付けられる。startSymbolは、ジョブがアクティブになったシンボルを示す0乃至7の数であり、numSymbolは、ジョブが開始されると、ジョブがアクティブを保っているシンボルの数を示す数である。] [0060] したがって、例えば、上述したように、FLCQICHチャネルのための符号化/多重化ジョブが、フレームのうちの第3および第4のシンボルで送信されると、ジョブ記述子は、startSymbolが2であり、numSymbolが2であることを示す。] [0061] マルチプレクサによって多重化されるべきすべてのフレームについて、マルチプレクサは、ペンディング・キュー内のすべてのジョブを調べ、startSymbolが現在のシンボル数に一致するジョブを、アクティブ・キュー内の1つへプッシュする。ここでは、簡単にするために、そのようなキューを1つしか例示していないが、複数のアクティブ・キューが利用され、優先度にしたがって順序付けられる。さらに、マルチプレクサは、アクティブ・キューに存在するすべてのジョブを、優先度順にしたがって処理する。マルチプレクサは、処理されたおのおののジョブについて、numSymbolsカウントをデクリメントする。最後に、マルチプレクサは、すべてのアクティブ・キューを調べ、対応するnumSymbolsカウントがゼロに達し、時間切れになったすべてのジョブを取り除く。] [0062] したがって、エンコーダとマルチプレクサとの間のインタフェースにおいて、ペンディング・キューおよびアクティブ・キューを提供することによって、エンコーダ/マルチプレクサHWブロックおよびファームウェア間の同期制約が緩めらる。] [0063] 図9は、本開示にしたがう実施形態900を例示する。ここではエンコーダ902が示されている。このエンコーダ902は、(例えば、図3のビット301のような)ジョブ904を受け取り、本明細書において既に記載したようにしてこのジョブを処理する。しかしながら、それに加えて、(例えば、図3のマルチプレクサ情報312のように)既に説明したstartSymbolおよびnumSymbolを含むジョブ記述子をも提供する。エンコーダ902の出力はペンディング・キュー906に提供される。例示を簡単にするために、スーパフレームの特定のフレームについて、符号化された3つのOFDMシンボル908a、908b、908cのみが例示されている。] 図3 図9 [0064] さらに、この図には(例えば、図3のマルチプレクサ320のような)マルチプレクサ910およびアクティブ・キュー912が示されている。シンボル908は、上述した優先度に基づいてアクティブ・キューに配置され、多重化される。つまり、ジョブのおのおの、すなわちシンボル908は、同じフレームに多重化されるべきであるかを判定するために検査されるだろう。これらジョブが同じフレームからのものであれば、マルチプレクサ910によってそのフレームを処理するために、ペンディング・キュー906からアクティブ・キュー912へ移動されよう。] 図3 [0065] 開示された処理におけるステップの具体的な順序または階層は、典型的なアプローチの例であることが理解される。設計選択に基づいて、これら処理におけるステップの具体的な順序または階層は、本開示のスコープ内であることを保ちながら、再アレンジされうることが理解される。方法請求項は、さまざまなステップの要素を、サンプル順で示しており、示された具体的な順序または階層に限定されないことが意味される。] [0066] 当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、上記の説明の全体にわたって説明されているデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボルおよびチップは、電圧、電流、電磁波によって表わされうる。] [0067] 開示された態様の上記説明は、いかなる当業者であっても、本開示を製造または使用できるように適用される。これらの態様へのさまざまな変形は、当業者に容易に明らかであって、本明細書で定義された一般原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他の態様に適用されうる。]
权利要求:
請求項1 無線通信システムにおいて動作可能な装置であって、エンコーダおよびマルチプレクサをフレームまで同期させる手段と、前記エンコーダからのジョブを、ペンディング・キューへプッシュする手段と、前記ペンディング・キュー内のジョブが、前記フレームからのものであるかを判定する手段と、前記ジョブが、同じフレームからのものであれば、これらジョブを前記ペンディング・キューからアクティブ・キューへプッシュする手段と、前記同じフレームからのジョブを多重化する手段とを備える装置。 請求項2 フレームは8つのシンボルを備え、おのおののジョブは、シンボルに関連付けられており、前記装置はさらに、startSymbolとnumSymbolとを含むジョブ記述子を備え、前記startSymbolは、前記ジョブがアクティブになったシンボルを示す0乃至7の数であり、前記numSymbolは、ジョブが開始されると、前記ジョブがアクティブであることを保っているシンボルの数を示す数である請求項1に記載の装置。 請求項3 前記ペンディング・キュー内のジョブが、前記フレームからのものであるかを判定する手段は、前記ジョブが、同じフレームからのものであるかを判定するために、前記ペンディング・キュー内のジョブのジョブ記述子を検査する請求項2に記載の装置。 請求項4 無線通信システムにおいて使用される方法であって、エンコーダおよびマルチプレクサをフレームまで同期させることと、ペンディング・キューを提供することと、前記エンコーダからのジョブを、前記ペンディング・キューへプッシュすることと、前記ペンディング・キュー内のジョブが、前記フレームからのものであるかを判定することと、アクティブ・キューを提供することと、前記ジョブが同じフレームからのものであれば、これらジョブを、前記ペンディング・キューから前記アクティブ・キューへプッシュすることと、前記ジョブを、前記アクティブ・キュー内で多重化することとを備える方法。 請求項5 フレームは8つのシンボルを備え、startSymbolとnumSymbolとを含むジョブ記述子を、おのおののジョブについて備え、前記startSymbolは、前記ジョブがアクティブになったシンボルを示す0乃至7の数であり、前記numSymbolは、ジョブが開始されると、前記ジョブがアクティブであることを保っているシンボルの数を示す数である請求項4に記載の方法。 請求項6 前記ペンディング・キュー内のジョブが、フレームからのものであるかを判定するステップは、前記ジョブが、同じフレームからのものであるかを判定するために、前記ペンディング・キュー内のジョブのジョブ記述子を検査することを備える請求項5に記載の方法。 請求項7 請求項4に記載の方法を実行するように構成された電子デバイス。 請求項8 マシンによって実行されると、前記マシンに対して、エンコーダおよびマルチプレクサをフレームまで同期させることと、前記エンコーダからのジョブを、ペンディング・キューへプッシュすることと、前記ペンディング・キュー内のジョブが、フレームからのものであるかを判定することと、前記ジョブが、同じフレームからのものであれば、これらジョブを前記ペンディング・キューからアクティブ・キューへプッシュすることと、前記同じフレームからのジョブを多重化することと、を含む動作を実行させる命令群を備える機械読取可能媒体。 請求項9 おのおののジョブは、startSymbolとnumSymbolとを含むジョブ記述子を含み、前記startSymbolは、前記ジョブがアクティブになったシンボルを示す0乃至7の数であり、前記numSymbolは、ジョブが開始されると、前記ジョブがアクティブであることを保っているシンボルの数を示す数である請求項8に記載の方法。 請求項10 前記ペンディング・キュー内のジョブが、フレームからのものであるかを判定するステップは、前記ジョブが、同じフレームからのものであるかを判定するために、前記ペンディング・キュー内のジョブのジョブ記述子を検査することを備える請求項9に記載の方法。 請求項11 無線通信システムにおいて動作可能な装置であって、プロセッサと、エンコーダと、マルチプレクサと、前記エンコーダと前記マルチプレクサとの間に設けられたペンディング・キューおよびアクティブ・キューとを備え、前記プロセッサは、前記エンコーダおよび前記マルチプレクサをフレームまで同期させ、ジョブを前記エンコーダから前記ペンディング・キューへプッシュし、前記ペンディング・キュー内のジョブが、前記フレームからのものであるかを判定し、前記ジョブが、同じフレームからのものであれば、これらジョブを前記ペンディング・キューから前記アクティブ・キューへプッシュし、前記同じフレームからのジョブを多重化するように構成され、前記装置はさらに、前記プロセッサに接続され、前記ペンディング・キューおよび前記アクティブ・キュー内にデータを格納するためのメモリを備える装置。 請求項12 おのおののジョブは、startSymbolとnumSymbolとを含むジョブ記述子を含み、前記startSymbolは、前記ジョブがアクティブになったシンボルを示す0乃至7の数であり、前記numSymbolは、ジョブが開始されると、前記ジョブがアクティブであることを保っているシンボルの数を示す数である請求項11に記載の装置。 請求項13 前記プロセッサはさらに、前記ジョブが、同じフレームからのものであるかを判定するために、前記ペンディング・キュー内のジョブのジョブ記述子を検査するように構成された請求項12に記載の装置。
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同族专利:
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